課税現場 加藤 潤一
◆フォークリフトマン歴◆10年
フォークマンになるきっかけは社長でした
当時、飲食店の店長をやっていました。社長とは飲食店で知り合い、実は古い付き合いなんです。その頃は一切、フォークに興味がなかったし、なろうとも思っていなかったのですが、「やってみないか」と声をかけてくださり、免許を取得しました。
社長の人柄を信じてやってみた!というのがきっかけですね。
そこから10年、現在に至っています。
ドライバーさんの要望に応えて、コミュニケーションを深める
フォークリフトは人間が持てない物を持って移動させることができます。
積み込みをしている仕事ですが、いかにドライバーさんの要望に応えることができるかを考えています。経験が少ないドライバーさんや普段ここに来ないドライバーさんに積み方を教えることもあります。
普段は指示をされて積み込みますが、逆に教える時もあるんです。そんな時にコミュニケーションが生まれます。
そして、ドライバーさんにありがとうと言われたときは、とても嬉しく思います。
自分はコミュニケーションを大事にするタイプですが、そっけないドライバーさんは挨拶も返してくれない人もいました…多少凹みますが、そういう時は笑わせてみようと思ったりして、接したこともあります。
落ち込んだけど、新人さんがフォークマンとして成長したときはそれ以上に嬉しい
怒られることはめったにありませんが、落ち込むときはミスをしたときです。思い込みから発生する確認ミスや、基本的な手順を飛ばすといった単純なミスをしたときは落ち込みました。
歴が長くても単純なミスはあります。
長い経験をしてきたから、余計に落ち込みます。
今!?もちろんミスはないです!
今は教育する立場もありますので、新人さんをうまく育てることができなかったときや、辞めてしまった時は落ち込みますが、不慣れな新人さんが事故などもなく、悔しい思いをせずにフォークマンとして育ったときは嬉しいし、この仕事にやりがいを感じる一番のことです。
ここの職場では、教育担当になるのには年数は関係なく、いろんな現場があるのですぐに教育者になる場合もあります。
フォークマンとして仕事を覚えたら、さらに次のステップを目指せる場でもあります。
一緒に仕事をして「面白い」と感じてくれることが目標
まったくフォークに興味が無くて飛び込んできた人が、ここで仕事をして面白く感じたり、やりがいを感じて、「フォークの免許をとって良かった」と思えてくれることが嬉しいし、目標でもあります。
教育を通して代々引き継がれていけば、理想の形になるのではないでしょうか。